溶接はわたしたち坪井冷機の提供する技術の中で、最も自信を持っている工事技術です。当然、それは正確性・確実性が要求されます。また同時に作業員の健康への影響も考慮し、効率化を図る必要があります。そのために、現場での作業だけではなく、独自に考案した方法によって定期的な社内研修を実施しています。実際の現場で起こりうる狭い空間を想定した実践的な方法などで、日々技術の向上を図っています。
低品質の溶接によって施工された場合には、様々な問題が生じます。溶接欠陥と呼ばれるこれらの問題を生じさせないための取り組みとしては、確実な溶接作業ができているかの確認作業が大切です。まずは母材の充分な加熱により幅や高さなど均一で、亀裂や穴などが生じていないか?仕上がりには歪みがなく設計寸法どおりに溶接されているか?などを確認します。良い溶接によって接合された配管はエネルギーのロスがなく、冷媒を無駄なくショーケースへ運びます。溶接が良くない場合は、エネルギー効率が悪くなり無駄な電力の消費につながるばかりでなく、故障の原因にもつながります。スーパーやコンビニにおいては冷凍・冷蔵ショーケースのトラブルは致命的で、販売機会の損失ばかりでなく、ストックされた食品の廃棄という大きなロスにもつながってしまいます。当然、修理コストもかかってきますし、食を扱うブランドとしての社会的信用の低下を招きかねません。わたしたち坪井冷機は、こうしたリスクをなくすために、高い溶接技術で、安心・安全な食生活を支えていきます。